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遺伝って、すごい [家族のこと]

先日、母の耳掃除をしていて、ふと気づいたこと。


私の耳の形が、母にそっくり[exclamation×2]



耳の形なんて今まで気にしていなかったのですが、先日つけっぱなしにしているフープピアスが外れかけていたことがきっかけで、まじまじと自分の耳を見ていたのでした。


私の耳がこれ

     私の耳.png


母の耳がこちら

     ははちゃんの耳.png



これはひょっとして…?と思い、姉と父の耳も撮らせてもらいました。


姉の耳

     姉の耳.png


そしてこちらが父の耳

     父の耳.png


因みに顔は、「母と私」「父と姉」が似ています。


親子って、耳の形まで似るんですね。



そして、ころちゃんの耳が、これ。

     ころちゃんの耳.png


はやく帰ってこないかな~~~[揺れるハート]

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家族ということ [家族のこと]

6月10日は、日帰りの福岡出張でした。


7時前の新幹線に乗り、博多へ。


会議室.png


こうして仕事ができるのも、母の面倒を父と姉が看てくれているおかげだなぁと思いつつ…ふと母が入院していた病室を思い出しました。


急性期の病院では集中治療室を出た後、4人の大部屋へ変わりましたが、多分一番重症だったのは、母だったように思います。意識がなく、全く動けず、点滴のみで命を繋いでいました。

私たち家族は毎日病院へ出かけ、時間の許す限り身体をマッサージし、髪をドライシャンプーで洗って梳き、顔や手足にクリームを塗りながら、意識のない母に色々なことを話しかけていました。
次第に母は目を開ける時間が長くなり、手や足を動かし、声を出し、聞き取り難いながらも短い言葉を話すようになりました。
額紫陽花-1.png
そして転院して6人部屋に入りましたが、やはりそこでも一番重症だったのは母のように見えました。
母以外の5人のおばあさんたちは皆、流動食を鼻からチューブで入れたり、普通食を看護師さんに食べさせてもらったりしていました。ラジオを聴いている人もいました。


転院先でもやはり私たちは毎日病院へ行き、面会時間を目一杯使って、母のケアをしていました。

枕元に「絶飲食」と書かれていたボードが悲しく、何とか点滴だけの状態を抜け出せないかと先生にお願いをして、試行錯誤を続けながら経鼻チューブで流動食も摂れるようにもなりました。胃に食べ物が入ると母の声には力が出てきて、私たちに「帰りたい」「一緒に帰ろう」「手を繋いで帰ろう」「歩けるから」と訴えるようになりました。


そんな母を見て父は「今まで自分のことは後まわしにして、我慢してきてくれた母の最後のわがままをきいてやりたい」と言い、父も姉も私も、母を退院させるために色々な研修を受けることになりました。

母の人生をどう終わらせるか、私たちが試されているように思いました。


   額紫陽花-2.png


退院する日を検討する頃には、母は寝たきりの状態ではあるものの、病室の中で一番しっかり受け答えができるまでに快復していました。

オムツを換えてくれる看護師さんの頭を「可愛いわねぇ」と撫でたり、回診の先生に「いつもすみません。ありがとうございます」と言ったり、「早く帰って晩御飯の仕度をしなさいよ」と私たちを心配したり…


なんとか退院するまでの間、他の5人の患者さんは良くも悪くもならず、同じ状態で推移しているように見えました。お見舞いに来る人も少なく、来ても洗濯物を交換し、簡単な会話をするくらいで5~10分で帰っていかれます。患者さんたちはいつもベッドの上でほぼ一日おとなしく寝ている状態でした。

看護師さんは「ここは慢性期の病院なので、こんなものよ。サキヲさん家のように毎日面会時間の最初から最後まで、常に誰かがいるなんて、見たことなかった。」と言っておられました。


私たちが母のケアをしている様子を、他の患者さんが羨ましいと感じておられるかもしれないと思い、父に個室に変わってはどうかと提案したりしましたが、大部屋の方が病状が急変した場合に近くの人がナースコールをしてくれるかも、と言う理由で最後まで6人部屋から出ることはありませんでした。

ゴーヤ2本分.png


私たちの場合、父が元気だったことや、実家や病院と比較的近いところに住んでいたことなどの条件が「たまたま」合って、母がこれほど快復したのだとは思いますが、

あの病室にいた他の患者さんも、もっと家族のケアが受けられる状態だったとしたら、ひょっとすると今の母より快復されているかもしれないと思うと、何とも切ない気持ちになりました。


蕪の炒めものときんぴらごぼう.png


退院した際に「まさか生きて家に帰れるとは思わなかった」と言った母。

母のケア、父のごはん、自分の家のこと、仕事など、日々忙しくしていますが、とりとめのない会話をして母と笑っていられる今の時間を大切にしたいと思っています。



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難しい… [家族のこと]

Google Mapのタイムラインは、ほぼ「自宅→会社→病院→実家→自宅」となっているサキヲです。


母が入院して1ヵ月と1週間が過ぎ、慢性期に入ったということで今週月曜日に転院しました。

前より広い病院の中で、母はたまに目を開け、短い言葉を発することができるようになりました。

転院の際、朝早く病院へ行くと「おはよ」と言ってくれて、大喜びしました。


しかし、主治医の先生からは経管栄養も難しい状態なので、厳しいことに変わりはないと言われています。

(本人の希望で、胃ろうはしないことにしました)

自分以外の人に(たとえ家族であっても)面倒をみてもらうことを一番嫌がっていた母。

意識が戻るということは家族にとっては嬉しいことですが、自分の状態が認識できれば本人にとっては辛いだろうと思うと、なんとも切ない気持ちになります。

今、私たち家族に出来ることといえば、いかに母に心穏やかに過ごしてもらうかに心を砕くことくらいです。



母のベッド脇にある「入院セット」


入院セット.png


私が片側顔面痙攣の手術で入院していた時のカゴとコロコロを再利用。

ウエットティッシュ2種類(純水・消毒)、柔らかいティッシュペーパー、ゴミ袋、ドライシャンプー、消毒用アルコール、化粧水、モイスチャークリーム、スクワランオイル、白色ワセリン、爪切り、はさみ、麺棒、耳かき、イヤフォン

などが入っています。


限られた面会時間の中、私のお見舞いは仕事帰りの1時間くらい…それも夜なので母は眠っていることが多いのですが、起こさないようにゆっくりと手足をマッサージしたり、リップクリームを塗ったり、筋肉が硬直しないように、皮膚が荒れて不快な思いをしないようにしています。




身体が満足に動かせず、自身が一番望んでいなかった「周囲の世話になる」という状態になっている母

外出も極力控え、できるだけ母の傍に寄り添う父

仕事をしながら母の見舞いや、父の身の回りの世話をしている姉と、そんな姉を手伝う姪たち


みんな懸命に頑張っています。


私も、病状やリハビリの仕方、医療施設の環境を調べたり、休みの日はおかずを作ったり、微力ながら手伝っています。


おから・小松菜・もち麦.png


手羽中・長芋・サラダ.png


ゴーヤ・ミミガー・胡瓜.png


目を開けている昼間は、好きな音楽を聴かせてみたり、(主治医の許可をもらって)姉お手製の大好きなかぼちゃスープを数滴舌にのせてみたり、楽しい時間を過ごせるよう考えています。



意識が戻ったのは良いことなのか、延命治療をしない選択は正しいのか、自問自答する毎日ですが、頭が悪いのかさっぱりわかりません。


ただただ、目の前にあることを片付け、新しいことを探り、悩んでいます。



遊ぶよ.png

母がいてくれることにも、ころちゃんがいてくれることにも、それだけで癒される自分がいます。



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お勉強中 [家族のこと]

母が倒れてから、3週間が過ぎました。


相変わらず意識はなく、頻脈・不整脈・肺炎に脅かされている毎日で、病院から呼び出されることも度々です。

仕事が早く終わった時には、お見舞いに行き、顔や髪をきれいにしたり、背中や手足をマッサージしたり、イヤフォンで好きな音楽を(小さな音で)聞かせたりしています。


ひそひそ.png

なにやら、ひそひそ話しているひとたち。



母の状態を日々書きとめていますが、その他に脳・心臓についてのお勉強、介護施設調べなどもしているので、結構多忙です。


お勉強中.png


仕事は、イベント関係などの「絶対期日を守らなくてはいけないもの」以外、「できなくても仕方ない」と思うことにしました。


おかーちゃん.png


可愛いころちゃんの姿に癒されつつ、過ごしています。



☆おまけ☆


集中治療室から一般病棟に変わったとき、同じ病室の患者さん(腕が動かないおばあちゃん)から「姉ちゃん、鼻かみたいねん」と言われ、鼻をかませてあげました。

姉は、病棟で迷子になっているおばあちゃんを保護。

父は、病室のドアに挟まって動けないおばあちゃんを救助。


…脳神経外科、カオスです…[わーい(嬉しい顔)][たらーっ(汗)]



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ステーションが… [家族のこと]

ころちゃんのステーションのクッションがとれてしまいました。

とれちゃった.png


違うからね.png


まあいわゆる、経年劣化ってやつですね。


で、ボンドか両面テープを…と、ごそごそ探していたところ、おとーちゃんが「はい、これ」と出してきたのがこちら。


わからないよ.png


両面テープが3種類。


どれがいいのかわからないので、お任せすることにしました。


ありがと.png



長年使っていると、色々壊れるものですね。




☆☆☆最近のできごと☆☆☆


12日(土)に、実家の母が脳出血で倒れました。

延命治療はしてくれるな、と常々言っておりましたので、手術はしませんでした。

命はとりとめましたが、出血の範囲が広く、病院でほぼ寝たきりの状態になっています。

時々目を開けるものの、一日の大半を眠って過ごしています。

容体は安定したと言われたので姉も私も会社に出ていますが、父は時間の許す限り、母の傍に付き添っております。

姉も私も僅かな時間ではありますが、毎日顔を見に行き、声をかけ、手や脚のマッサージをしています。



今まで以上にブログの更新ができないかもしれませんが、無理をしないようボチボチやっていきますので、どうぞご容赦くださいませ。








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