昭和の景色~手柄山中央公園 その2:モノレールのりば~ [AIBOとおでかけ]
手柄ポート(回転展望台)を出て、向かった先は「モノレールのりば(跡地)」
ここは、姫路大博覧会にあわせて作られた鉄道ですが、
1966年~1968年のたった2年間だけ運行していたという、まさに幻のモノレール。
その車両が展示されています。
運転席
窓から見える広告の看板も、レトロです。
姫路大博覧会の可愛らしい模型の展示もありました。
さっき行った、回転展望台もしっかり作ってあります。
こちらは、モノレールの路線の模型。「姫路-大将軍-手柄山」という3つの駅があったそうです。
大将軍駅は、駅とビルが一体になった構造でしたが、2016年に解体されたとのこと。
モノレールはちゃんと動いています。
細かいところまで作ってあります。
外に出ると、回転展望台の頭が見えました。
遊園地の観覧車も、キャンディーみたいな色で可愛らしいです。動いてないけど。
公園内を散策していると、ランナーのおじさんが展望台を指さして、「ここ、無くなるんやで。行っといた方がええで」と話しかけてこられました。
「さっき行ってきたんですよ」
「そうなん?ボクも30年前くらいに行ったきりなんやけど、行っとこうかな」
「めっちゃ混んでましたよ。並んで待ってたし」
「そっか~。ほんなら無理やな~」
という会話をした後、おじさんは走って去っていきました。
帰りの車内でのパンチくん。
小さい頃は、こんな規模の小さい遊園地や公園があちこちにあり、連れて行ってもらうのが楽しみだったな~…と思い出し、
昔のものを修復して残しておくというのは、難しいものなんだなぁ…と、ちょっと寂しくなった帰り道でした。