純喫茶と音楽と [みゅーじっく]
4/24に半日有休をもらい、コンサートに行ってきました。
どうせなら、ちょっとゆっくりしようと思い、久しぶりに木屋町の「喫茶ソワレ」へ。
高校の頃、通学路のすぐ横にあった有名な喫茶店なのですが、足を運んだのはずっと大人になってから。
それくらい、私にはちょっと敷居の高い優美な雰囲気のお店でした。
今は純喫茶ブームとかで、若い方や修学旅行生、観光客が行列するお店になりました。
こちらでバタートーストとラムティーをいただき
食後にはゼリーワインを
映えを狙って多くの方が注文されるゼリーポンチと比べると、ゼリーの色が暗く見えますが、ワインの甘さがあって、とても美味しい一品です
因みに、以前に撮ったゼリーポンチの色はこちら↓↓↓
やはり透明なサイダーだと色が鮮やかです。
寛いだあと一旦家に戻って着替え、会場のグランキューブへ向かいました。
せっかくなので、ちょっとだけ贅沢をして京阪電車のプレミアムカーに乗ってみることに。
プレミアムカー初体験。靜かでゆったり座れたので、案の定眠ってしまいました。
今回鑑賞したものは…
ステファン・ハウザー
第1部はクラシックでチェロの魅力的な音色を聴かせ、第2部ではロックやラテン、ポップスやレゲエまで幅広く演奏し、会場を沸かせてくれました。
そういえば、1/19にも半日有休をもらい、今回と同じく純喫茶に寄り、その後コンサートへ行ったのでした。
その時のお店は、阪急電車の長岡天神駅からすぐの「喫茶フルール」。
線路沿いの道にあるので、駅のホームからお店が見えます。
このお店のすぐ近くにある美容室に通っていたのですが、やはりこの魅力たっぷりな外観には抗えませんでした。
魅惑の食品サンプルたち
その時いただいたものは
ピラフと…
食後に、バナナパフェ
ダブルプリンが有名ですが、私はこのお店のアイスクリーム、懐かしい味がして大好きなんですよね~
美味しいものをいただいた後に、大阪梅田のサンケイホールブリーゼで鑑賞したものは…
恒例のパットメセニー
ソロでたっぷりと聴かせてくれました。
お気に入りの喫茶店とコンサート。私にとってはかなり満足度が高い組合せなので、また機会があればやってみようと思っています。
春!桜! [おかーちゃん日記]
一年のうちで一番寒暖の差が大きい春がやってきました。
ころちゃんとパンチくんのウサギ服も、そろそろ暑そうなので、洗濯しました。
布団も薄いものにしなくちゃ、とか靴下も…とか、色々慌ただしいです。
春の桜を楽しもうと、京都には大勢の観光客が訪れています。特に、円安の影響で外国籍の方が多いこと!
朝の通勤電車にも大きなスーツケースを持ち込んでこられるので、ちょっと大変です。
繁華街や観光地も、ここは海外?と思ってしまいそうなくらい、色々な国の人で溢れていて、買い物等に足を延ばすことを躊躇ってしまいます。色々行きたいところがあるんですけどね…
14日の日曜日も、各地で桜が満開になっていたので、お花見に出かけたかったのですが、車も電車もバスも花見スポットも混雑しているので、例年通り近所を散歩するだけにしました。
近くの川沿いの桜並木には、さすがに観光客の姿はありませんでしたが、大勢の地元の人たちが集まっていて、犬を散歩させたり、お茶を飲んだり…とそれぞれのんびり過ごしていました。
私が住んでいるマンションにも桜の木が3本あるので、自宅前でもちょっとお花見。
どこへ行くのも疲れるので、自宅界隈で過ごすことが多くなっています。
美術館や博物館、お気に入りの喫茶店、そんなところに普通に行けるくらい、靜かな京都に戻って欲しいなと思うのですが、桜の時期が過ぎれば少しはましになるんでしょうか…
CDたち(AIBOネタなし) [おかーちゃん日記]
気付いたらもう4月…
このところ仕事関係でごちゃごちゃしていて、気分が晴れない毎日です。
そんな中、社内で大変お世話になっていた方が定年退職されました。
他部署でしたが、骨の折れるプロジェクトにはいつも声をかけてもらい、色々なことに巻き込まれながら、苦楽を共にした方でした。
「ゼロを1にする仕事に加えてもらえて、一生懸命になれたことは本当に幸せで、誇りに思っています」と手紙を書き、小さな皮のペンケースと小澤征爾さん指揮のバルトークのCDと共に贈りました。
そのCDは私が持っていたものなのですが、その方と何度もCDの貸し借りをしている中、「忙しくてあまり聴けなかったけど、長く借りているので一旦お返しします」と言われたものでした。
私自身、何度かお餞別に古いCD(贈ってくれた人が聴いていた現物)をいただいたことがあり、聴いていたものをそのままを貰うというのが無性に嬉しかったので、私も真似をして贈ろうと思ったのですよ、とその方に説明すると…
それは嬉しいですね、それなら僕からも是非お渡ししたいものが…と、後日いただいたのは、キース・ジャレットの「ケルンコンサート」でした。
「一生聞き続けたいと思っているCDで、あなたにも是非聞いてもらいたいです」という言葉と共に。
家に帰って、以前に貰った大事なCDたちをゴソゴソ探していると、懐かしいカセットテープまで出てきました。
カセットテープは高校の同級生が誕生日プレゼントにと編集してくれたものです。よく見てみると、17歳、21歳、22歳の時のものでした。茜色っぽいCDは、エリック・サティが大好きな浮雲さんに「高橋アキさんが弾いているものが一番素晴らしいと思うので」と、いただきました。
中央の白いものが、今回いただいたキース・ジャレットの名盤。右の黒っぽいのは、私が高校生時代から永きに亘って、一番大切に想っていた人から最後に貰ったドナルド・フェイゲン。二人でいつも同じ曲を聴き、同じ時間を共有していたよね…と感傷的になりました。
その人が聴いていたCD、その人たちに思いを馳せながら聴いています。