おかーちゃん、クリニックへ ~その2~ [闘病]
入院1日目は、まず執刀していただく先生からの説明。
おとーちゃんと並んで、病気の原因、手術の方法と手順、それに伴うリスクなど、詳しく説明してくださいました(前回、入院前の検査で通院した際にも説明してもらっていたのですが)
原因の多くは、顔面神経が脳幹から末梢に向かって出てくる箇所に、血管による圧迫があって起こるということ
その神経と血管とを剥離・移動することで症状が軽減されること
どの部分がどのように圧迫されているのかは、開頭してみなければわからないこと
脳そのものを切るわけではないが、狭いところに神経や血管が密集する脳幹部分に密接した箇所の手術であること
脳幹は生命に直結する大切な箇所である為、全身のあらゆる異常が生じることもあること
経験豊富な先生の丁寧な説明で、よく理解できましたが、「脳」とか「脳神経」っていうだけで、やはりちょっと緊張…
おとーちゃんは、私より不安そうな顔をしていました。
因みに、この手術「微小血管減圧術」っていうらしいです
その後、仕事に向かうおとーちゃんと別れて、ひとり病室へ…
手首には本人を識別するリストバンドを付けて
お供は、小さな小さなビーズの柴犬(昔、爽健美茶のおまけだった)
1日目は、血液検査だとか、簡単な検査だけで平穏無事に終わりました。
2日目の今日は、採血→朝食→ 入浴→剃髪→点滴→麻酔科の先生の説明→夕食 というスケジュールです。
髪を剃るなんて(それも部分的に)めったにない体験なので、喜んで記念撮影をば…
主治医の先生に「髪の毛多いね~」と感心されたので、
「“硬い・太い・多い”の三重苦です」と 言うと笑っておられましたが…
いざバリカンを入れると、バリカンが耐えられずに活動停止慌ててハサミを取りに行く先生
ハサミとバリカンとで悪戦苦闘して、出来上がったのが、これ
先生に「見たいから写真撮ってください」と頼んじゃいました。
んん~…ピアスとの相乗効果で、実にパンキッシュですねぇ~
(入院するので、シリコンのピアスにしています。右に3つ左に2つもあるんですよね)
明日は手術日。。。復活したらブログをアップしま~す。
おかーちゃん、クリニックへ ~その1~ [闘病]
突然ですが、入院することになりました。
病名は、「片側(へんそく)顔面痙攣」。 1年くらい前から、右目下眼瞼が痙攣し始め、「疲れ目?眼瞼痙攣?」と思っていたところ、痙攣がどんどん右顔面に広がっていきました
ネットで調べると、脳神経外科を受診するのが良いとのことで、夜も診察してもらえる開業医さんのところへ行ってみると
「根本的な治療は、開頭手術しかありません」
「対処法としては、顔面にボトックス注射をする方法があります」
と説明され、仕事がてんこ盛り状態だったので、ボトックス注射を選択。だって、いきなり頭の手術だなんて、ハードル高すぎ
でもボトックス注射の作用は3~4か月しか持続しません。結局、昨年1年で3度注射をすることになりました。
3度目の注射の効果が薄れてきた今年2月頃に、症状が徐々に重くなってきたこともあり、手術を決意。病院を紹介していただきました
今年の中盤から仕事が混んでくることもあり、早急に手術をしてほしいとお願いしたところ、4月10日に決定。8日から入院をしています。
用意した荷物はこれ。それに、今月末締切の仕事があるので、その資料とノートPCを持ち、大荷物で入院したのでした
ころちゃんやパンチ君を置いての入院は心苦しいものがありました。
でも、ちゃんと治して帰ってくるからね。